コンピューターやゲームより、紙きれの方が、
俺には、相性が良かった。
だから、昔から、小説や本は暇さえあれば読んでいた。
その中で(漫画)という分野も、かなり読んだと思う。
恐らく一万冊は読んだと思う。
それも、有名作品から、マイナー誌まで、漫画が出始めた、
戦前の(のらくろ)~現在の漫画まで、いろんなジャンルの漫画を読んだ。
その中で、その時代に読んだから響いたというものも、
あるかも知れないが、今まで読んで来た漫画のトップ10を書いてみます。
また、今回は順位に挙げていないが、手塚治虫先生含め、
ときわ荘のメンツ作品や本宮ひろし、ビレッジ系サブカル漫画や、
丸尾末広など、アングラ漫画も特集したいね!!
逆に、一般が上位に選びそうな、ドラゴンボールやワンピースや、
タッチも全部読んだが、1000位以下である(笑)
あくまでも俺の独断!!
ベスト10となると、俺流になり、男臭く、だが、スタイリッシュな漫画が多くなったが、
名作の数々だと思うので、是非、読んで欲しい作品ばかりである。
10位 クローズ
マイジェネレーションには、無くてはならない、不良のバイブル!
最もこの時代を生きた世代は、
ビーバップハイスクールから始まり湘爆、カメレオン、今日から俺は、ろくでなしブルース・・・・・・
王道ヤンキー漫画をリアルタイムに読み漁っていたのだが、
マイナー誌、月刊チャンピオン連載の為か、
今一つ、冴えないスタートであったのがこのクローズ。
だが個人的にビーツと横道坊主が音楽の中で一番、
好きだった俺には、この漫画は響いたね!
他のヤンキー漫画よりスタイリッシュでロックしてる!
ちなみに続編のワーストも最後まで読みました(笑)中弛みはあったけど、
とにかくファッションと男臭さ!それに尽きる一冊!
ワイルドサイドの友へ、伝えおきたい事がある・・・・・
9位 がんばれ元気
テレビアニメにもなった、ボクシングの金字塔漫画!
また今までのボクサー漫画や不良漫画とは、
異なり、主人公の堀口元気は至って優等生であり、
周りの駄目な大人に巻き込まれる様が余計に哀愁を誘う。
幼少期に、父と共に、放浪ボクサーとして親子で旅に出る姿は、
松本清張の(砂の器)並みに涙を誘う。
その父、シャーク堀口が、試合で命を落とし、
息子である元気が世界チャンプになった、父の仇である関への復讐が、
この作品のテーマであるが、そこに憎しみも野望も存在しない。
ただ、父を、寡黙に想う、哀愁がこの作品全編に広がりヒューマンドラマが、
ボクシングを通じて完璧に出来上がっている。
人生、一度は読むべし!ハンカチ用意してね!
8位 ブラックエンジェルズ
俺は小学生時代に、作文で将来の夢と言うテーマを書かされた時に、
迷わず(黒い殺し屋)を描いて朗読し、教師やクラス全体に非難の雨を食らったが
、至って本人は本気で真面目な意見であった。
殺し屋と言う響きが悪いのであろうが、
勿論、悪しか殺さない正義の殺し屋であり、
言い方を替えたらショッカーを次々に殺す仮面ライダーと相違はない。
本題の、この殺し屋はリアルでCOOLでカッコ良かった。
初期の頃は、幸せな家庭まで崩壊する様な、ノワールな逸話の数々で、
救われなくフランス映画を見終わった、後味の悪さがいつまでも残るが、
後半は少年ジャンプ特有で、壮大なスケールの戦いに発展する。
やはり全編通じてスタイリッシュであり、
小学生の頃から、本気でブラックエンジェルズになりたかったと言う想いは
今でも変わらない。
男は暑苦しい程、クールな生き物なのよ。
7位 編集王
男と言う生き物は、あしたのジョーを追いかけ、生きる愚か者なものさ。
この作品もまた、矢吹丈を追いかけボクサーを夢見るも挫折し、
編集者になる事で、熱を燃やし続け、
現実社会と葛藤する人間の生き様を描いた最高傑作である。
一度、何かの運命でこの世に誕生したのだから、
熱く生きようぜ!と聞こえてくる位に。
この作者である土田世紀は不運にも、若くして他界してしまったが、
この作品含め、すべての作品に愛が存在する。それも綺麗事などとは、
無縁なリアルな愛が存在し、
そして読み終えた後は、ただただ、真っ白な灰だけが残る・・・・・・・
6位 独身アパートどくだみ荘
今までの順位も、これから先の上位でも、男臭く、スタイリッシュで、
硬派な作品ばかりのランキングであるが、
この漫画は、汚く、臭く、またエロで、すべてに対して正反対の作品である。
だが、この作品ほど、様々なサブカルチャーを扱った作品は
他にはないのではないか?
ヤクザ社会、裏金融、エイズ、ドラッグ、拳銃、
ホラー、ボクシング、パンクロック、路地裏の酒場・・・・・・
この作品からリアルなサブカルチャーを学んだ気がする。
風呂やトイレもない、ボロアポートで、夢などとっくに失い、
その日暮らしにゴキブリの如く生きてる主人公のヨシオだが、
何故か読むだけで、ブルースが流れてくる。
一人飲む酒にこの一冊!!
5位 迷走王ボーダー
6位の、どくだみ荘と似た貧乏アポートが舞台の漫画であるが、
その違いは、仕方なく貧民生活を送るどくだみに対し、
自ら望んで貧乏生活を選択し生きてる主人公達であろう!
世間や社会に、媚びて生きる位なら、自由気ままに、
世間や社会に、媚びて生きる位なら、自由気ままに、
誰にも縛られずに生きよう!
と言うメッセージがこの作品、全体から聴こえてくるのである!
バブル時代の全盛期に、誰もが、高級車やブランド服に浮かれた時代に
バブル時代の全盛期に、誰もが、高級車やブランド服に浮かれた時代に
銃弾を浴びせるかの如く、反抗的な作品であり、
当時のバックパッカーや、ミュージシャンから、
バイブルとまで言われた作品!
また原作者の狩撫麻礼の他の作品も殆ど読破したが、
ハードでタフでまったくすべてが最高だ!
男なら読むべし!女なら素通りするべし!!
4位 キャプテン
4位 キャプテン
青春の野球漫画であるが、
数多の野球漫画ではない!
個人的に一巻の一話を読むだけで、号泣してしまう。
個人的に一巻の一話を読むだけで、号泣してしまう。
理由はまったく分からないが、涙が出てくる。
努力とか、苦労とか、チームワークとか、青春とか、
努力とか、苦労とか、チームワークとか、青春とか、
個人的に大嫌いであり、この世に無用なものであると思っている。
だが、この作品はそのすべての要素を持ちつつも、不快感が一才無い。
不快感どころか、涙の嵐である。
野球のルール位しか、知らない俺でも感動するのは、すべての個性的な華のないキャラクター達が物語っている。
この物語の主人公は、その時期のキャプテンが務め、四期に渡り描かれているが、特に最初のキャプテンである谷口君の、高校生活を描いたプレイボールがまた大好きで、諦めなければ、やり遂げれば、何かを掴めるとリアルに教えてくれるのである。
日常に出てくる、食卓のシーンがまた最高なんだ。
3位 北斗の拳
俺のランキングにしては、定番であり、
男なら一度は読んだ事がある有名漫画ではあるが、
今、読んでも古くなく、逆に新鮮に感じる!
月並みな意見ではあるが、それが、名作の証ではないか?
主人公のケンシロウは、作者が、ブルースリーと松田優作を
足して生まれたと語っているように、
タフで強く優しく、男の手本の様な人間だ。
それを次々に悪党をやっつけて行く!
時に、友情で結ばれながらも、仕方なく戦うと言う場面も多い。
俺は10代になる前に読んだのだが、子供にでも分かりやすい、男の痩せ我慢を描いている。
個人的には名脇役、雲のジュウザが好きだ。
この作品に登場する、人間達は、皆、ギラギラしているが、
俺は10代になる前に読んだのだが、子供にでも分かりやすい、男の痩せ我慢を描いている。
個人的には名脇役、雲のジュウザが好きだ。
この作品に登場する、人間達は、皆、ギラギラしているが、
ジュウザだけ、何故か乾いているんだよね!
俺も、雲の様に自由に流れていたい。
2位 TO-Y(トーイ)
![イメージ 9]()
まさに、俺のバイブルだったね(笑)
今でもビレッジバンガード系で売られ、
2位 TO-Y(トーイ)
まさに、俺のバイブルだったね(笑)
今でもビレッジバンガード系で売られ、
パンクやサブカルファンが高円寺辺りで溢れてる名作であろう!
ハードコアバンドで暴れて生きるトーイが、
ハードコアバンドで暴れて生きるトーイが、
芸能界にスカウトされるが、またそこでも大暴れ!
規律や掟の、芸能界に、喧嘩を売り、パンクバンドの精神のまま、アイドル歌手になるからトラブルが絶えない!
14歳の時かな、千葉駅の栄あたりで、ハードコアバンドやってて、
客相手にベースでぶん殴ってたのも、この漫画の影響が強い。
楽器とは、演奏するものではなく、客をぶん殴るものなんだ!
と本気で思ってた!
トーイも、何でもかんでもぶん殴ってたけど、
トーイも、何でもかんでもぶん殴ってたけど、
俺のバイブルだね!まさにこの作品は!
退屈をぶっ飛ばせ!!R&R!!
1位 あしたのジョー
今更、俺が語る程も無い、日本界の名作であり、
俺で無くとも、この作品を一位に挙げる人だらけでは無いか?
もう何十回繰り返し読んだ事か(笑)
男の生まれて来て良かったなんて瞬間はある?
そういう、空気をこれ読んだ時に何度も感じたし、
友達になれるかどうかは、この漫画か好きか嫌いか?
と言う部分がある程、影響力も強いのではないか?
ちなみに、俺は力石編の後の後半が尚、好きかも知れない!!
ちび連以外、皆、人としても成長して行くのも分かる・・・・・
拳闘を通じて・・・・・・・・
男とは、やはりあしたのジョーが好きな生き物である!!
今日のナンバー!!北斗の拳のOP、クリスタルキングだぜ!!
北斗の拳op