Chuck Berry - Johnny B. Goode (Live 1958)
「ロックンロールに別名を与えるとすれば『チャック・ベリー』だ」
かつてジョンレノンが発言したように、
本当にロックンロールの父と呼べる存在である。
そしてロックンロールを世に広めた人物でもある。
ギターをマジシャンの様に扱った男であった。
そんな男も・・・・・・・・・・
2017年3月18日 死去 なんと90歳という年齢であった。
チャックベリー
ROCKを知らない人でもその名は知っているのではないか?
または、ジョニーBグッドを耳にした事はあると思う。
またロックと言う、言葉が無い1953年
不良の音楽と言えば、黒人のブルースか白人のカントリー位のもので、
ブルースの先輩である、ハウリンウルフやマディーウォーターの下で、
ブルースを奏でていた!!
早くからブルースをバンド形式でやっていた、マディーの影響で、
チャックも独自な演奏法を生み出す!!
独特のギター奏法とギターを弾きながら腰を曲げて歩く「ダックウォーク」
これが、世のロックンロールの始まりと言われている!!
最初にジョニーBグッドを聴いた国民はカルチャーショックだったという。
それまでは、ロバートジョンソンからの流れのブルースかジャズしか聴いた事が、
無い。そんな時代にロールしているのだから・・・・・・
その同時期に腰を振りセクシーな踊りで、世に出たエルヴィスプレスリー同様!
ロックンロールのKINGはこの二名だと個人的に思う。
個人的に、ビートルズもストーンズも年に一度流す程度。
つまり嗜む程度しか流す事は無い!
クラプトンにしても同様である。
やはり、俺の中のR&Rはもっとシンプルなものであり、
エルヴィスやバディーホリーやエディーコクランであり、
そして黒人ではこのチャックベリーである!!
勿論、彼を参考にしたのが、ビートルズであり、
ブリティッシュロックやアメリカンロックにつながり、
パンクやヘビメタに行きつくルーツである。
つまりチャックベリーがこの世に誕生していなかったら、
その後のロックンロールの音やスタイルも今と違っていた可能性がある。
チャックの誕生により、1950年代後期には、
ロックンロールやロカビリーカルチャーが流行り出す!!
街には、50Sファッションと呼ばれる、リーゼントの若者が溢れ、
その中で外す事ができないのが、チャックのロックンロールであった!!
だが、そんなカルチャーも長続きする事はなかった。
1959年、チャックは刑務所送りとなる。
エルヴィスは徴兵、エディーコクランは自動車事故死、
バディーホリーは飛行機事故死
ロックンロールのスター達が50年代に消えて行く・・・・・
だが、彼達が残した、シンプルな音楽は時代を超えて蘇るのである!!
1963年に刑務所から出所したチャックに待ち受けていたのは、
時代の変化であった。
再度、レコードを出すが売れない。
もう時代は終わっていた。
だが、アメリカが作ったR&Rをイギリスで継承されていたのである!!
ビートルズやストーンズがチャックを師と仰ぎ、彼のナンバーをカバーする!!
すると再び、チャックはブレイクするのである!!
やはり、R&Rに時代も流行りも無い事を証明する!!
個人的に、外人の大物ロックが日本に来日しても、
殆ど、足を運ぶ事は無かった。
ストーンズに置いては、チケットを無料で貰うも、メンドクサイから、
行かなかった程。
だが、チャックベリーは別物だ!!
2000年初頭頃の赤坂ブリッツで生チャックを観た!!
あの伝説のプレイは今でも焼き付いている!!
すでに時で80歳近かったと思う!!
老人が奏でる本物のR&R!!
若者に一歩も引かないどころか、勝っていた!!
あの光景は死ぬまで忘れる事は無いであろう!!
それがR&Rの魔法であろう!!
ヘビメタもハードロックも俺には難し過ぎる!
脳の仕組みが単純だから!!
そんな単純な、イカレタ脳だからこそ、響いたのが、
永遠のR&Rの父!チャックベリーである!!
今日のナンバー、俺みたいなサーファー(半分ギャグだよ)
にもリスペクトされたナンバーでChuck Berry "Sweet Little Sixteen"
何度も言うが、難しい音楽は腹が立つ!!
これぞ、本物のR&Rではないか?
永遠にこの流れは継承されて行くと思う!!R&R!!